2014/2/19

毎晩のように鍵盤の前に座り、ヘッドホンを付け
自分の口から出るメロディに悩みながら過ごして約一ヶ月。
やっと、やっと、曲が形になりました。


歌詞を文字にして、人に見せる事には
慣れなのか多少の照れくささで済んでいたけれど
不思議なもので、音をデモとして人の耳に入れる事は、たまらなく恥ずかしい。


歌詞は、音が出来た時点で存在しているものだと思うのです。
音に乗るべき言葉は、既に在る。
歌詞を書く者がするのは、砂に隠れた言葉を大切に大切に発掘すること。
一部が見えた時、どんな刷毛で作業を続けるか、どんな箱を用意すべきか
その時にベストな対処が出来るように、言葉の素材を集めておく事は必要。
ここ数年で、そんな事を感じながら、歌詞を書く。


「この人のセンスには到底敵わないのだろうな」と尊敬している方にデモを渡したら
思いがけず、嬉しい評価をいただいた。
また、頑張ろう。頑張れる。