2019/9/27

娘がお腹の中に来てから、私の生活と頭の中はガラリと変わった。

いくら子どもが出来たからって、やすやすと変わるもんかと思っていたけど

本当にまあくるりと変わった。

30年以上こびりついた物の捉え方や、感じ方を変えてしまうほど

妊娠・出産・子育てはどえらい事だった。

 

ネガティブはポジティブに。

自分の時間なんてほぼ無くても、生きてる。

子を通じて見知らぬ人とも"楽しく"コミニュケーション。

 

生まれたからずーっと

昨日より、今日の方がかわいい娘。

そして、昨日より今日の方が手のかかる娘。

 

子どもに手を上げてしまう気持ち、分からなくもない。

と思いながら子育てしてる親は、きっとたくさんいると思う。

 

でも、毎晩子どもの寝顔を見て

今日もかわいかったよ、ありがとう、ぎゅっ。と、

きっとみんなしているんだろうなあ。

 

のんびり成長している娘も

間も無く1歳になる。

 

1歳間近のあなたは

さして美男でも美女でもない両親の子なのに

親バカフィルターを通さずとも、どういうわけか顔が整っていて

出掛ければいろんな人に「かわいい」と言われています。

 

少しチビだけど、生まれてから一度も病気にならず

毎日元気に過ごしているよ。

 

あなたの小さい手が"バイバイ"、"ごちそうさま"、"パチパチ"とするたびに

可愛くて胸が締め付けられるよ。

 

甘えん坊さん、これからもよろしくね。

2019/1/4

新年明けましておめでとうございます。


え、え、え、なになに、私こんなにもブログ書いてなかったの?
記憶喪失とかなってたの?
後ろから鈍器のようなもので殴られたの?
凄くショックな出来事に対面してそれに心が耐えられなくなって
脳が自動的にシャットダウンしたの?
布に薬品を湿らせて口元に当てられたの?


ってくらい、嵐のように毎日が過ぎて行くのです。
10月、退院した2時間後、破水&陣痛から一時間の爆速で
無事に娘が生まれました。


望んだことが全て叶った、幸せなお産。
思考は現実化する。
引き寄せの法則は正しく願えば引き寄せられる。
そう実感しました。
そして、全ての出来事には意味がある、とも。


娘は生産期までお腹の中に居てくれて
スーパー安産も叶えられ
陣痛中も分娩中も叫ばずに過ごせ
特別料金のかからない平日日中に分娩(お金は大事)
長く入院したために医療保険がごっそり給付され
無謀かなーなんて思いつつ設定した、目標貯金額は
あっさり達成され心に余裕が生まれました。


一方で、妊娠中、姉の乳がんが発覚。
片方の乳房を全摘することに。
家族にとって、特に両親にとってはひどく辛い出来事だけど
この哀しい事を上書き出来るくらいに喜ばしいことは
新しい命が無事に産まれることくらいしか無い。
だからこそ、娘の誕生と、姉の乳がん発覚が
同時期に訪れたのだと思います。


幸い、姉の術後の経過も良好。
娘もすくすく育ってくれています。
私の体はボッロボロ……
「うそー!子育てってこんな大変だったのー?!
世の中のお母さん、みんなこんな頑張ってたのー?!
なんで言ってくれたかったのおおおお???」
って気分で毎日過ごしてます。
世の中のお母さん全員に50000円分の商品券
国から発行すべきだと思う。


我が子の全てが可愛い。
呼吸も、ゲップも、首のお肉に溜まる汚れさえね。

2018/10/3

6月に入院して、7月に退院して自宅安静になり
かなり早めに里帰りして、8月から現在まで再入院しています。


現在、臨月目前。
お子は2300gにもなりました。
逆子は治り、次は肋骨を狙って来る元気いっぱいの女の子です。


切迫流産の診断を受けたとき、ここまで無事にお腹で育てられるとは
なかなか想像出来ませんでした。
なんて聞き分けの良い子なのだろう。
おかあさんは、うれしいよ。


24時間点滴生活も、通算80日ほどになり
血管は脆く硬くなり、薬疹&テープかぶれで両腕はボロボロです。
この子を守った勲章でもあるけど。


辛いことの方が圧倒的な多かった妊婦生活。
本当に本当おおおおおおおおおおに!
妊娠は、リスクが多すぎる!!!!!!!!!
けれど、こんなに頑張れるのは、我が子の偉大さ。
子供ってすごい。


あなたに会える日を楽しみにしてるよ。

2018/6/29

現在妊娠21週目です。
お子は、そうだな、例えるなら生まれたての中型犬の子犬くらい。
足は3センチ。
逆子なので、膀胱目掛けて毎日長渕キック。
おかあさんは尿漏れが心配です。


10日程前、切迫流産の診断を受けました。
妊娠21週までは、万が一生まれてしまっても
身体機能が未熟過ぎて
命を助ける治療が不可能なのです。


22週に入ると、切迫早産に変わります。
しかしながら、後遺症無く元気に育つ可能性はとても低い。
胎児にとっては、一日、一週間が大きな違いなのです。


絶対安静となり、入院生活が始まりました。
もしかしたら産むまで入院かな。
今のところ幸い状況は悪化せず、現状維持を保っています。


23週でも生存率50%
後遺症無く育つ確率は30%


ここを最終目標にするには危険すぎる。
目指すべき週数までは道のりが遠いことが分かります。


妊娠って、すごい。
体がこんな風になるなんて知らなかった。
こんなに苦しいなんて知らなかった。
この子たったひとりの存在が、周りの何人もの人の希望になるなんて知らなかった。
母性がこんなに溢れるなんて知らなかった。
命を授かることがこんなに命懸けなんて知らなかった。
こんなに心が穏やかになるなんて知らなかった。
こんなに考え方が変わるなんて知らなかった。
私もこんなに愛情を注いで貰えてたなんて知らなかった。


今までの私の、命の重さを図る方法は
大切な人が亡くなった時しか無かった。
それが、自分の体の中で、自分じゃない命を育むという経験で
初めて本当に命の重さを感じられていると思う。


不安ももちろんあります。
毎日ハラハラします。
ここまで育てたのにもしものことがあったら
私は生きて行けるのかと疑問に思います。


けれど、入院してるからこそ毎日子どもの心音や胎動音を聞けたり
エコーで元気な姿をたくさん見られたり
胎動にたくさん気付けたり
健康的な食事を提供してもらえたりするから
これはこれで良いこともたくさんあるのだと思えます。


こんな風に考えられるのも、お子のおかげ。
ありがとう。


まだまだ出て来るなよ!
あんた今シャバに出てきても生きて行けないんだからな!
この世に来たからには幸せにならなきゃダメだぞ!

2018/5/1

妊娠して間も無く6週目に、早くも悪阻のピークが訪れ心身ボロボロになりました。
食べ物の画を見るのも、食べ物屋の外観を見るもの
冷蔵庫を開けるのも、ありとあらゆる匂いも
夫のお腹の鳴る音も、様々な音も光も、吐き気を誘いました。
歯磨きも、お風呂に入るのも拒絶しました。


ケトン体(栄養障害)+3が出てしまい、点滴に通いました。
今まで、当たり前にできていたことが出来なくなり
まともに働けず、自分のことも、夫にご飯の用意をすることも出来ず
情けなくて苦しくて申し訳なくて、何度も泣きました。


不妊に悩み、病院に通い、それも疲れたという生活は2年目に突入していた頃
やっと、やっと我が家にも赤ちゃんが来てくれました。


しかし悪阻の苦しさに、そんな喜びをいとも簡単に忘れてしまうほど
とにかく毎日吐くことを考えて、一日が長くて辛くて
このままでは母体が持たないのではと不安でいっぱいでした。


現在、13週目。妊娠が分かった日から、約2ヶ月。
幸い悪阻は落ち着き、じんわりと喜びを噛み締められるようになりました。


悪阻で最も辛かった頃
本人は励ましやアドバイスのつもりなのでしょうけど、投げ掛けられた言葉の中に
傷付き、憤りを感じるものが多々ありました。
そしてその大半は、男性や妊娠経験の無い人でした。


「悪阻で入院してる人なんてたくさんいるよ」(だから何?多勢だと辛く無いって公式になるの?)
「体力有り余ってるんじゃない?少し運動したほうがいいよ」(悪阻でただでさえ体力奪われてるのに?)
※その他


悪阻の重さや症状は人ぞれぞれであり、誰もが平均的ではありません。
妊娠初期に流産する確率は約15%、、、決して低くありません。
そして、妊娠中は免疫力が低下しているにも関わらず、持病や何か病を患っても
服用できる薬は限られています。
男性であれば一日で声変わりしてしまうほどのホルモンバランスの変化が日々起こっています。
自分の体の目まぐるしい変化に戸惑いながら過ごしているのです。


おそらく、そのようなことを知らない故の発言と
そもそものそいつの問題ある人間性が合わさって
一生忘れねえ!というトゲのあるものになるのです。


しかし、知らないことは仕方がない。
けれど、少しの想像力があるなら人を傷付けないはずです。


妊娠中に投げ掛けられる言葉や行動には、その人の人間性が出ているなと
つくづく感じるのです。


2018/3/28

生きてます、私です。


自分の気持ちを整理するために、どこかに何かを書くという作業を
求めなくなって来たのはなぜだろう。
その先が"夫"になったから?
整理しなくても大丈夫になったから?


それが良いのか悪いのか分からないけど
私の青春は過ぎ去って、穏やかな暮らしの中に居る証拠なのかもしれません。


妊活2年目。
仕事の環境を変えた途端、子供を授かることができました。
現在妊娠3ヶ月。
わが子は1.5cmという、小さく小さく、けれどBPM180という
ノリノリの速さで心臓を動かしています。
1.5cmなのに、たった1.5cmなのに、悪阻が辛いんだよおおおおおおお。


1.5cmだけど、ものすごく大きな存在感。


やっと我が家に来てくれた、大切な命。
せっかく私たちを選んでくれたのだから
あまりメソメソもしていられないけど・・・・・・・・
辛いもんは辛いんだよおおおおおおお。


一生の内の、ほんの少しの妊婦期間。
貴重な体験をさせてもらっています。
あなたに逢えた時、笑っていられるように、おかあさんがんばるからね。