2014/5/9

私の住む街では、葉桜が多くなって来たけれど
北海道は広く、遠くまで車を走らせれば今が見頃の桜がたくさんある。
親友と久し振りに、少し離れた場所までお花見ドライブ。
今年の春ウニは出来が良い、と毎年言うてんちゃうんか的な
ボジョレーヌーヴォのような評判を聞き、海の幸に胸は高まる。
たわいも無い話に、車中は槇原敬之が流れ、テンションも上がる。
春の楽しみを一つ消化出来て満足。
この歳になっても、お互い独身自由の身で居られるが故。
それが少し寂しいけれど、私は楽しいのだ。


翌日はスタジオに出掛け、新たな曲が生まれる。
構想期間が長かったせいか、歌詞に悩んだせいか
形になった達成感がある。すくすく育ってくれる予感がする。
春日和も手伝って、呑みに出掛けて新たな出会いがたくさん。
良い話も頂けたし、流しのように移動する度にお店で演奏させて頂く。


去年の夏以来、再び自分の中のタブーを一つ犯して朝帰りする決意をする。
気持ちよく酔って、こっそり犬と抜け出して、欲望をさらけ出す。
そして知り合ったばかりの人のお店に泊めてもらう。
翌日は仕事も、夜のデートもずる休み。
ああ、なんてくそったれな人間か。分かってる。
いつ終わるか分からない青春を謳歌していたいの。