2012/12/21

沖縄料理を御馳走していただき
回らないお鮨屋さんに連れてっていただき
R&RBARに行き
タクシー代渡されて、寒い思いせず帰宅。


私が大好きなジャズミュージシャンのおっさんは
決めつけも多く、敵も多く、あーだこーだ口うるさく
だけどもとっても愛嬌のある人だ。


私の歌を一度も聴いたことないくせに
「おまえはきっと、自分はこれで行くんだ!っていう自分の売りが無い。
大人になってオーラが丸くなっちゃったもんな。
個性を身につけるにはもう遅い。
もっと早く考えるべきだったな。
だけど俺がおまえと会う時間を作りたいって思うのは
カラーがあるからよ。ちなみに俺の中でおまえはラベンダー色だな。
これからやる事は、そのラベンダー色が好きって言ってくれる人間を周囲に置くことだ。
やればやるほど、個性は薄れていくものだ。
いいか、CD作ったら俺は10枚買うけどな。
そしてCDを全て売り払えたら沖縄に連れてってやる。」


と、分かるようで分からんことをおっしゃっていました。
決めつけが多いから、いつも話半分で聞いてるけど
その半分の中には聞き入れるべきことが詰まってる。


私がボーカリストとして一番駄目な所は
「自分はこういう唄い手になりたい!こういう事をやって行くんだ!」っていう
明確な目標が無いことだ。



「出来るだけ長く唄っていけたらいいな〜」とか
「自分の声はこんなんだから、こういうのやって行きたいな〜」とか
理想はたくさんあるけど、いかんせんふわっとしている。


R&RBARでハタチの弾き語りやってる女の子と喋ったら
自分が守りに入ってるのがよく分かった。
こうなったるぜーーーみたいな芯を人一倍持ってると思ってたけど
いつどこに置いてきたのかな。