2011/1/15

上司に辞めさせて欲しいと話をしたけど
「答えを出すにはまだ早い」と言って
受け入れてもらえませんでした。
せめて3月まで働いて、もう一度考えて欲しいと言われたけど
体調の事もあるので、私の中ではあと一ヶ月間と決めてます。


答えは決まっているけど、それに行き着くまでの
理由がまだ整理し切れていなかったようで
自分の意見を通せなかったのだと思う。


音楽仲間に話したら
「今苦しいのは、何のために働くか・生活するか
っていう部分が見えなくて、宙ぶらりんの
状態だからじゃない?」
と言われた。


ここにとても納得出来た自分がいるのです。
目指していた場所に辿り着いたけど
蓋開けて見たら、何かが違うと思う今。
じゃあ私の目指してたのは何だったの?
さっきまであったの?
元々なかったの?
もう無いの?
どこに向かえばいいの?
という苦しさ。


そして、頂上を目指す事が当たり前ではない。
複数の人が富士山を目指す。
だけど、3合目で満足できる人もいるだろう。
8合目からの景色が一番良いという人もいるだろう。
来たからには頂上を目指さないとという人もいるだろう。
その上、ご来光を眺めないと満足しない人もいる。


だけど、頂上を目指さないからって
向上心ややる気が無い訳ではない。
人によって、ベストな距離や環境はそれぞれ。
そこまでの距離を、楽しようとせず
しっかり自分の足で歩むなら。


もちろん、人間関係や待遇、環境や雰囲気に
ある程度納得してからの話にはなるけど。
そもそも、仕事って生活するためのもの。
やりがいや誇りがあるのは、より幸せなこと。
だけど、それがなくちゃいけない訳じゃない。


日々、少しずつ少しずつ
砂で隠れた脇道を探す。


生きるって苦しい。