2015/6/25

結局、通院で容態が良くならず入院することになった。
なんせこの半月程、意識は朦朧
寝込んで変わりばえのしない景色
毎日小汚い格好をしていたため
記憶が曖昧なのだ。


彼は辛抱強く、飽きもせず
嫌な顔ひとつせず看病をしてくれた。
毎日マメに気を配り
同じセリフを何度も掛けてくれる。
ボロボロの私を大切そうに扱う。


人の縁は不思議。
誰が、彼を私の前に連れて来てくれたのだろう。