2014/4/2

どうにもモヤモヤして、先輩に話を聞いてもらった。
決して私を甘やかさず、どちらに偏りもせず、俯瞰で物を言って下さる人だ。
そこで冷静になり、あの日の彼の言葉を噛み締める。


号泣しながら本音を言い合える相手なんて、思えばあいつだけだ。
私は、私なりに、色んなものと戦って唄っているし
少しずつ前進してると思ってる。
だけど、どれだけやったって満足はしないだろうし、完璧なんて無いだろう。
でも、それを追求し続ける。


人は育てられたようにしか、人を育てられない。
彼もまた同じなのだろう。


「良いもの持ってるから言うんだよ。
大切な人にしか言わないよ?
もっと良い唄い手になりたくないの?
なるためにはもっともっと努力しなきゃいけないよね?
だったらその為に何をしてるの?」


彼にとってはただの質問だったのだ。
後ろめたいから、私は責められてると思ったのだ。
ここで具体的で、現在進行形の何かを答えられなかったから
お尻を叩かれたのだ。彼なりの叱咤激励。


今日も下らない意地と嫉妬に襲われる。
戦いながら、また鍵盤と睨めっこする日々が始まった。
負けてたまるか。